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ちいさなちいさな「オモチャのフィルム」

2007/11/21 | filmpres | trackback

3. 16mmホームムービー、またはremoさんの巻

小会が推進する国際的なイベント「ホームムービーの日」をきっかけに、毎年必ずといっていいほど戦前の16ミリとの出会いがあります。2004年は東京会場で『京都商工会の旅行』が上映され、2005年は谷根千工房さんにご紹介いただいた『欧州旅行』に驚きの声があがり、2006年は名古屋会場経由で届いた2本の調色16ミリを検査しました。

頼光さんのフィルム、残りの2ロールの内1本もやはり大正時代の結婚式を記録した16ミリのホームムービーでした。

さっそく、初期調査のためフィルムを巻き取りにかけてフレームに目を凝らすと、野次馬整理をしている男性の法被に貴重な情報源を発見!屋号らしきその三文字をメモして、ネット検索してみると、明治創業のとある繊維関係の企業に行き当たりました。本社は関西のようです。そこで、関西在住のどなたかに尋ねれば何かわかるのではないか?と考え、ふと思い当たったのが大阪のNPO remoさんでした。

1336181557_bb0bb2bde3.jpgremoさんとも、やはり「ホームムービーの日」を通して出会いました。大阪浪速区のフェスティバルゲート内にある事務所が移転を余儀なくされ、お忙しいとは聞いていたものの、調査・上映・記憶つむぎをremoさんにお任せできないものかと淡い期待を抱きつつ、連絡を取ってみることにしました。

*画像は移転後のremoさんにて撮影(2007年9月)。

すると、この会社の創業者一族に縁のある方と、remoさんのスタッフの方が知り合いであることがすぐに判明しました。あまりにスムーズに事が進んで怖いほとでしたが、この作品についてはremoさんが調査を進めてくださっています。

前述の『京都商工会の旅行』も繊維業界に関係するものでしたから、この2本の戦前16ミリが縁あってどこかでつながっていくかもしれない、という意見も小会の会員から出ています。なるほど… そう考えるとわくわくします。この調査結果はまたの機会にご報告したいと思います。

忘れることなかれ、なにしろ頼光さんのフィルムはもう1本残されているのです。

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