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ボランティア・プロジェクト:タイ国立フィルム・アーカイヴにて

2005/11/10 | admin | trackback

タイ国立フィルム・アーカイヴについて

タイ国立フィルム・アーカイヴ(NFA)はタイ国立公文書館(National Archives of Thailand)美術部門に属します。私のボランティア活動はこのNFAのほか、総理府広報局(The Public Relation Department=PRD)のアーカイヴ&博物館部門も対象となりました。NFAの職員はアーカイヴ部門の職員全体の中から勤続年数によって選ばれています。出世時期も年功序列で個々の能力が加味されることはありません。

NFAは < 紙資料> < アクセス&カタロギング> < 保存> という3つの係から構成されています。

紙資料係:バンコク市街にある国立アーカイヴの建物の中にあり、スチル写真等のコレクションも同じ建物に保管されています。現在7名がこの係で働いています。

アクセス&カタロギング係と保存係:7年前にサラヤにある5棟の建物に移転しました。サラヤとはバンコクから35キロ離れたところにある大学街です。ここでは13名のスタッフが働いていて、内4名が専任のポジションについています。残りのスタッフは一年ごとの契約です。

◎タイ映画博物館
2001年に計画され2004年末に開館。映画の製作会社に外観を模した小さな建物の1階が企画展示室、2階が常設展示室です。ここには有名なタイ映画のセットが展示されています。例えば『ナンナーク』や、『地獄のホテル』(1957)のバー、『トロピカル・マラディ』(2004)に登場する「虎」などです。加えて映画製作の流れも展示物を使って解説しています。撮影用カメラやプリンターの現物、小さな上映施設もあります。博物館の開館は毎週土曜日のみで、上映される古典映画の終映と共に閉館時間を迎えます。NFAは「すべてのタイ人がみるべき100本のタイ映画」という作品リストを発行していて、そのリストにあるフィルムをバンコクにあるNFAの建物の中でも上映しています。

◎新しい倉庫
2003年末に完成しました。事務所、ならし室、可動棚を備えた一室の倉庫、最大5名が作業できるインスペクション作業室 から成ります。

◎古い倉庫
1990年半ばに完成した古い倉庫の入り口付近全体にビネガー臭が漂う3階建ての建物です。最上階はナイトレート・フィルムとアセテート・フィルムの倉庫。廊下にはビデオも積まれています。2階のデジタル部門ではフィルムをVHSに変換しています。1階は届いたばかりの収蔵品置き場で、巨大な一室に天井までぎっしりと様々なメディアが積まれています。1階にはインスペクション作業室も。数年前に完成したばかりですが、お世辞にも良い環境にあるとはいえず、改築のための費用も既に用意されています。新しい倉庫はすでに満杯ですが、すべてのフィルムを移し終えたわけではありません。

◎現像所
このアーカイヴには小さな現像所もあります。但しスタッフは1名だけで、白黒フィルムの現像しか扱っていません。

◎アクセス&カタロギング
1階にはVHSコピーの収蔵室、カタロギング・カード置き場、事務所があります。4名分の事務机とVHS専用の閲覧室もあります。

ほかに物置も一つあって、中には機材コレクションが保管されています。

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映画保存協会(FPS)は、映画フィルムを文化財として保存する活動に取り組んでいるNPO=特定非営利活動法人です。

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